「できた」が「やってみよう」に!

小学校は運動会のシーズンになりました。

春に行う学校は、先週末に開催したところが多かったようです。

そのため先週は、運動会の練習のあとそろばん教室へくる子もたくさんいました。

 

ひとり、教室に入ってきたとき、明らかにぐったりしている男の子が。

そろばんも4月から始めたばかりの1年生です。

「これは1時間はきついかな…。はじめにできるところまで進みたいな…」

と思い、横について5問解く様子を見ていました。

 

この最初の5問を、間違えずにできたのが大きかったようです。

いきなりマルが5個並んだのでうれしくなったのでしょう。

問題ができた → マルをもらえた → 次の問題ができた → マルをもらえて…  

の、繰り返しです。

先生が離れても、ひとりで問題に取り組んでいます。

そして力尽きることなく、1時間の練習をやり遂げました!

「できた」が「やってみよう」につながったのですね。

 

最初の5問が難しい問題だったら、違う結果になっていたでしょう。

授業のはじめの1問が、とても大事なのだと気付いた出来事です。

 

 

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