暗算が得意だとなにがよいの?その2…の前に

前回は「暗算は買い物で役立つ」という話題でした。

子どもたちにも同じような話はしているのですが、ある男の子がこんなことを言ってきました。

「お店の人、計算間違えてた。」

お店の人も人間だから、計算を間違えることもあるよね…、と思って話を聞いていたら、そうではない様子。

「レジでピッてしたら、値段が違ってた。」

??

バーコードを読んでいるのに値段が違う??

 

…そのあと調べたら、理由がわかりました!!

もともとの値段が360円。

消費税で×1.08すると、388.8円

この最後の「.8円」が原因でした!

 

そろばんの計算では、小数点以下は「四捨五入」するので、389円になります。

ところが、お店では、小数点以下は「四捨五入」「切り上げ」「切り捨て」のどれにするかを、そのお店が決めていいようなのです。

つまり、その子が買ったお店では、小数点以下を「切り捨て」て計算したので、「388円」となっていたのです!


…暗算名人に思わぬ敵が潜んでいました…。

その子にも理由を話して、「お店によっては1円違う答えになるから、389円も合ってたんだよ」と伝えたところ、「またお店で計算してみる!」と言ってくれたので、一安心です。

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