下の子のほうが上の級、でもいいですよ

今月も検定試験が近づいてきました。
「練習通り、落ち着いて挑戦すれば大丈夫!」
検定試験は、気持ちをコントロールする練習の絶好の機会ですね。



さて、兄弟でそろばん教室に通っていると、ときどき「下の子のほうが上の級に合格」することがあります。
(3歳くらいの差なら、二人とも同じ級、はよくあることです。)

お母さんと話をしてみると、「下の子すごい!」と「上の子大丈夫?」が半々、といった印象が多いようです。

不安に感じているお母さんには、このように伝えています。

「上達する(急成長)する時期は人によって違うし、下の子のほうが得意なことがあるのもよいこと」

上の子は下の子よりできることは多いはずです。

運動などは、3歳下の子のほうが得意、ということはあまりないと思います。


比べられることが多い兄弟の中で、「お兄ちゃん(お姉ちゃん)より得意!」なことがあることは、下の子にとってとても大きな自信になります。


それに、上の子にとっても「負けられない!」刺激になるので、とてもよい相乗効果があります。

同じ級になると、上の子の練習がより集中しているのがわかります。

兄弟がよいライバル関係となっていくのですね。

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